WATER ISLAND in HAMAMATSU

浜松市にてお客様にマントゥーマンでたった一つの服を作りご提案。 基本的に全く同じものは作っていません。 文化服装学院アパレルデザイン科…パタンナーとしてコムデギャルソン…ヨーガンレール…デザイナーとしてオンワード樫山…etc. 地元浜松へ戻り販売会社へ主にパパス&マドモアゼルノンノンに20年以上携わり、退社後もお客様との繋がりを大切にしております。

「たった一つの服」 レディス リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

お客様からお預かりしました。

リバティプリントの生地で

エキゾチックで独特な柄が印象的です。

お任せで…とご依頼いただき

私は丸首のプルオーバーブラウスに!

「たった一つの服」 レディス  リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

「たった一つの服」 レディス  リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

昨年にご紹介している

ラウンドネック プルオーバーブラウス (サンプル)

型紙のサイズやバランスを修正しました。

「たった一つの服」 レディス  リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

伸縮性は全くない布帛生地なので

衿ぐりは頭が通る最低限の寸法にして

さらに着た時美しく見えるよう調整。

共布パイピングできれいに仕上げました。

「たった一つの服」 レディス  リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

リバティプリントを代表するタナローン

とても細い糸が使われた綿の上質な生地。

薄くて軽く、織り密度が高くてしなやかで

柔らかな肌触りが特徴です。

「たった一つの服」 レディス  リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

今回のプリントは

一定感ある規則的な柄のため

身頃と袖の柄合わせに気を遣って

生地を裁断し縫製してます。

「たった一つの服」 レディス  リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

「たった一つの服」 レディス  リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

身幅、袖幅のゆとりとサイズ感

丈の前後バランス、サイドスリットなど

プルオーバーの特性と着易さを考慮して

シンプルに凝縮した…布のTシャツ

そんな感じのイメージです。

「たった一つの服」 レディス  リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

「たった一つの服」 レディス  リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

布のTシャツと言うきっかけは貫頭衣

布の中央に穴をあけただけの

その穴に頭を通して着る古代の服。

縫い目も打ち合わせも無く布を被って

腰に紐を巻いて整えて着ます。

古代ローマから世界中に広がったとされ

日本でも弥生時代には一般的な服でした。

大げさな前置きになりましたが

布のTシャツを極めてみようと思った

きっかけになるお話でした。

「たった一つの服」 レディス  リバティプリント ラウンドネック プルオーバーブラウス

伸縮性あるカット&ソーではない素材で

たった一つの布のTシャツ

次も試していきたいと思います。


シンプルでベーシックな服も素材、デザイン、ディティールなど

そんな要素が一つでも異なれば、たった一つの服になる。

さらに、シンプル、ベーシックに拘らず

自由な感覚で服を考え、着る事が出来る服を作り

私はたった一つの服を提案していきます。


WATER ISLAND in HAMAMATSU

・・・MIZUsan



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